聖心女子大時代、学びたいことがあれば臆せず東京大学教授の門をたたいた。熱心さと一途さは筋金入りだった。犬養毅元首相は曽祖父である。 そののち、カリフォルニア大学バークレー校で政治学を学び教壇に立つ。世界にその名を知らしめたのは国連高等難民弁務官(UNHCR)の10年だ。中東の紛争で引き起こされる悲... 続きをみる
2019年10月のブログ記事
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現在のスパコンで1万年かかる計算を3分で実現 Googleの量子コンピューターが「量子超越」を実証したとの報道だ。まだまだ安定した実用化への壁は厚いと聞くが、快挙だ。 アメリカ 量子情報科学の国家戦略 2019~5年間で13億ドル(1430億円) EU 量子マニュフェスト 2018~10億ユーロ... 続きをみる
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伊勢丹が相模原と府中を閉店した。セブンアイGも、GS30店舗と「そうごう・西武」の地方店を閉鎖する。破竹の勢いだったコンビニも減少に向かう。成長は完全に止まった。アパレルの雄オンワードも全国600拠点を閉鎖する。特に地方商圏は減速が加速する。 10月より常勤だった仕事が非常勤になり、平日の午前中に... 続きをみる
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day-1 限りない変革を求める合言葉 Amazonが止まらない
従業員数65万人 世界で数億人と常時ネットでつながっているアマゾンが新しいセクションを開いた。「Day 1 Edition」革新的なアイデアを顧客にいち早く体験してもらい、フィードバックを得て製品の機能や使い勝手を極める。そこに正式なルートを部門として設定したということだ。 第一弾は、度付き眼鏡に... 続きをみる
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マラソンや競歩を8月の東京でやることの非人道性にやっと気が付いたIOC。金まみれ協会もさすがに、我に返ったようだ。カタール・ドーハで開催された世界選手権が、あまりの悲惨な状況になっての判断とか。途中棄権者が4割以上を占め、完走者も微熱が続き苦しんだとか。 人間の身体能力の魅力を謳歌するべきオリンピ... 続きをみる
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Googleの松岡陽子氏(48)氏。スマートホーム部門の最高技術責任者を務めていた工学士で4人のこどものお母さんだ。 テニスに熱中してケガをした後、カリフォルニア大学とマサチューセッツ工科大学で電気工学とコンピューターサイエンスを学び博士号を習得。カーネギーメロン大学で教鞭をとるも実業の世界に身を... 続きをみる
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聴くことすべてが見苦しい。稚拙で屈折している。くわえて幼い。 校長は管理能力がなく、主犯の40歳代の女性教員は校長が指名する人事でこの学校に移動になったとか。神戸方式だ。 有能な校長が前提なら、神戸方式も一理ある。しかし、無能が運営すれば凶器となる。前任も含め校長に管理者としての風格も見識もないこ... 続きをみる
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従来から工学系の人材育成では定評があった工業高等専門学校ではあるが、IOTの浸透と人工知能の応用で、多くの学生が突出した成果を上げだした。 OBが代表を務めるスタートアップ企業の中には、全国の高専生をSNSで結んでスカウトし、ITの梁山泊と化している企業も出てきた。東京大学大学院情報学環などへシス... 続きをみる
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深層学習などのアルゴリズム(計算手順)で臓器のデジタル画像を分析する。コンピューター断層撮影装置(CT)、磁気共鳴画像装置(MRI)、X線撮影装置、内視鏡などのデータが対象だ。Webの領域で後塵を拝した日本も、産業別データの解析処理では世界に追いつくことができる。 日本のスタートアップ企業「エルピ... 続きをみる
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スコットランド戦は、果敢な前半の攻めと、鉄壁な守りの後半戦と見ごたえ十分な試合だった。アジアの国が、伝統国で占められてきた8強の一角を奪取した。歴史的な快挙だ。 これまで定型的だった日本ラグビーの戦術を、創作的な戦術を加えながら強化したのがジェイミー・ジョセフHCだ。具体化への道のりは険しかった。... 続きをみる
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1989年の世界の時価総額ランキングで上位50社中32社を占めた日本企業は現在、トヨタ自動車1社のみ。上位には米GAFAや、中国アリババ集団、騰訊控股(テンセント)など米中勢が並ぶ。 優秀な社員がいないわけではない。問題は戦略立案能力が弱いこと。すなわち、リーダーシップの差である。従来型の雇用形... 続きをみる
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1.関西電力の会長・社長の発言に唖然。「怖かったので3.2億円もらっちゃいました。」 2.千葉県の幹部職員「そもそも東電と個人の契約でしょ。電源車の配置は契約者同士で話し合ってもらわないと・・・」停電で孤立した病院に電源車が配置されない事案についてのコメントだ。 3.かんぽ生命に関するNHK報道に... 続きをみる
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米国企業の高度人材採用時の年収中央値が15万ドル(1620万円)を超える勢いだ。GAFAを中心として、高給による囲い込みが激化している。 トランプ政権は、情報漏洩を防ぐため中国系人材を中心にビザの発行を抑制する。米国人と多く競合する中技能・中所得層は遮断するつもりだ。結果、中国とインドの中技能・中... 続きをみる
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千葉の台風被害は、電源喪失と電話・携帯のネットワーク破綻が要因だった。自治体や東電の初動が遅れ、国にも届かなかった。森田知事は公舎で鷹揚に構えて、多くの批判を浴びた。 来年に迫る5G。ソフトバンクは全国4500ブロックの基地局整備を2年前倒し、2022年末にめどを立てる方針だ。ドコモとKDDIもそ... 続きをみる
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長期低迷にあえぐ同社は、AIやクラウドを活用した投資コンサルティングに舵を切る。競合するIBMなどの高利益率サービスに挑戦するのだ。 20世紀までの黄金時代。同社は「営業」「システムエンジニア」の両輪でクライアントの業務フローに合わせて製品を納めていた。このビジネスモデルに限界がきているのだ。 I... 続きをみる
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ニューヨークの国連ビルが久々ににぎやかだ。使命を終えた組織だと思っていたが、なかなか今でも賑わいがある。世界の公園程度の効果はあるのだろう。 そこで、新人大臣小泉さんがやらかしている。海外メディアに二酸化炭素削減の具体策を問われ、5秒絶句の後「まだ就任して日が浅いので・・・・。」はまずい。少なくと... 続きをみる
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