パナソニックの次期役員がかっこいい
Googleの松岡陽子氏(48)氏。スマートホーム部門の最高技術責任者を務めていた工学士で4人のこどものお母さんだ。
テニスに熱中してケガをした後、カリフォルニア大学とマサチューセッツ工科大学で電気工学とコンピューターサイエンスを学び博士号を習得。カーネギーメロン大学で教鞭をとるも実業の世界に身を置き、名だたる賞を獲得し、現在に至るそうだ。スピーチも堂々とし、世界の最先端を体現している。
停滞するパナソニックが、電気メーカーから脱皮し、イノベーションを牽引する開発責任者として松岡氏を迎え受けることを発表した。シリコンバレーの同社開発チームのフェローとして活躍するそうだ。新たな成長戦略を目指すパナソニックの意気込みがうかがえる。残念ながら今の日本では、イノベーションを牽引する人材の育成が遅れている。
松岡氏の同世代は、日本では不況に突入し、非正規採用が激増した世代だ。長い停滞の中日本の雇用・社会保障の問題世代でもある。なぜ日本では停滞してしまうのか?真に問いただす時がきている。