2020年学習指導要領の総則に小学生の義務化が記載されるとか。しかし、英語の学習強化も同時に導入するため、時間を十分に割けなく、指導内容が不明確な状態です。各論は明記しないようです。文科省得意の現場丸投げ、お題目で終わる可能性すらあります。 第四の産業革命で、日本でも2020年以降ITエンジニアは... 続きをみる
2017年1月のブログ記事
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今、テレビ東京「クロスロード」でこどもの理科実験の教室が紹介されました。液体窒素の取り扱いなどがメインの演出です。激変する世界に生きる子供に向けて無責任だと思いました。 現在の科学技術は、自らの能力を持て余すほど驚くばかりの進展です。その次代に生きる子に、あまりに興味本位の構成です。岡山理科学館の... 続きをみる
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米本国では、大統領が執務室を金ぴかに飾って、アメリカ製品を買えとか言ってますが、これは仮の姿です。本当のアメリカは別のところにあります。 塾を運営すると買い物が日常です。 まず本。むちゃくちゃ買います。昨年は300冊以上を買ってます。リストをもって、古書店から一般店まで岡山の書店を探し回りました。... 続きをみる
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世界で学童期のプログラミング教育が関心を集めている、日本でも2020年から義務教育の指導要領に追加される。この欄でイスラエルの事例を紹介したように、日本は世界に一周半ほど遅れている。 現在国内に初等期プログラミング教育の専門家はいない。心あるSEとか情報系のエンジニアが取り組んでいる。しかし、共通... 続きをみる
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著書『この国のかたち』で,近代日本の国家的発展を支えた精神構造のルーツを坂東武者に求めたのは司馬遼太郎だった。彼は、「はずかしいことをするな」という坂東武者の精神は日本の非貴族階級につよい影響をあたえ、一部のすがすがしい日本人の中で今も生きていると指摘した。 事実、明治維新以降、欧米列強のアジア植... 続きをみる
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容易に身につくものではありません。当塾では、プログラミング教室や算数パズル道場でよく使う言葉です。岡山理科学館日曜理科研究室でも重視しています。「仮説を立て、こうでもない、ああでもない」と考えることを習慣化させる。答えが一つでない場合もあると体験する。そして試行錯誤することを「楽しい」「作戦がう... 続きをみる
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IQや偏差値は見える力です。これが必ずしも社会人としての基礎指数にならないという事実があります。特に、価値が乱立し、多様化した国際社会では顕著に出ます。この見えない能力が「非認知能力」として問われ始めています。 ヘックマンの著書など最近の教育論を読むと、IQよりもむしろ、この非認知能力が社会的成功... 続きをみる
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6日金曜日は、当塾そろばん教室の初日。「はじき初め」でした。年初の挨拶からはじまり、平成29年にちなんで2と9にからんだ読み上げ算に一同集中。参加賞は、学業成就の鉛筆。主任講師が個人の目標を設定して書き添えたメッセージ付きで皆に配られた。 そろばん教室は、この1月で丸三年を経たことになる。京大... 続きをみる
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本日マンションのエレベータを降りると、スマホを眺める50歳くらいの女性が立っていた。挨拶もなく、ど真ん中に立っている。エレベータから出るのが一苦労だった。「この人日本人なのかな?」と思いつつマンションを出た。 思えば、カルチャーセンター本部教室でも多くの年配の女性たちが、エレベーターの入り口を塞い... 続きをみる
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初等期の習い事で、専門家が共通して指摘することは順番が大切だと。単元の進行のみ重視すると、こどもの目線から外れてしまい、大人の自己満足となる。 算数(数量や図形)では、視覚での理解が重要との指摘がある。数量が面や立体で理解できると、「覚える人」になる前に「考える人」になれるのがその根拠。この蓄... 続きをみる