ロボット プログラミング 科学教育 岡山市

21世紀に生きる子供たちに伝えておくべきことは

公教育と明確に違った体験型学習(Active learning)を実現するのが私の願いです。未来の創り手となる子ども達に何を準備しなくてはならないのか。児童期の多様性を尊重し、Scientific literacy(科学の論理展開力)の育成を目指します。

2017年2月のブログ記事

  • 今も昔も変わらない 「哀しみ」

    日本の大学受験の在り方が変われば、社会で受け入れる会社側も喜ぶし、送り出す中学・高校も実質的なあり方に集中できるのかもしれない。しかし。 私の予備校時代、大学から西洋史学科の教授が世界史の講義に来ていた。とても楽しかった。日本の大学で西洋史学科を持つところは限られた。古代オリエントも逸話も含め、物... 続きをみる

  • 国立一期に雪が降る

    私の時代は、1期校2期校の時代だった。センター試験は準備中だった。 3月3~5日 試験日は常に雪だった。 永い長文読解・論述もお約束だった。いつからマークシートなど使い出したのか。 東京の私学の収益対策だったと記憶する。 東北の友人は、深い雪をかき分けて試験会場へと向かう。秋田も山形も。会津の雪も... 続きをみる

  • アクティブラーニングと個別教育

    初等期の学童へロボットやプログラミングを教えて5年がたった。 この間、体験型の演習学習のありかたを考え続けてきた。 理科実験教室では、先端領域の研究者と議論も交わした。これからの子たちに何が必要なのか? 我々が受けた教育に何が足りなかったのか? 一つだけ言えることは。個別学習は手法として問題がると... 続きをみる

  • 志(こころざし)の行方

    時代と対峙し、志の赴くままに、というものの。 なかなか現実は・・・・・。 問題は問題として、真正面から取り組むしかない。 力の及ぶ限り、心の及ぶ限り。 新年度に向けて、関係者一丸となる理念を紡ぎます。 生徒との対峙は永遠に終わりはありません。 改善が必要な部分は、徹底的に改めます。 体験を通して学... 続きをみる

  • 昔の中学生 

    といっても45年程度。 半世紀前の話だ。 小学校を卒業すると、新品の詰襟に自転車。颯爽と中学に通う。待ち構えているのは部活の先輩。シゴキと体罰。砂利石の上に正座など日常茶飯事であった。 声が出てないと、玉ひろいでも「うさぎ跳び」のペナルティー。一年生は最下層だった。 夏の練習では、レギュラーは水が... 続きをみる

  • 北向きの部屋

    我が国の民法。とりわけ家族法を近代化するうえで、貢献者は中川善之助東北大学名誉教授である。先生は女性の権利の確保に尽力され、近代民法の父、いや「母」といえる。 エッセイがあり、「北向きの部屋」と題されていた。 「自然科学に従事する者は、太陽の当たる南向きの部屋で事実と対峙するのが良い。しかし、社会... 続きをみる

  • 思い出 私鉄沿線

    懐かしく聴く曲があります。 「私鉄沿線」野口五郎 大学受験の時、東急沿線の祐天寺で、伝言板は印象的でした。 「池上線」西島三重子 いまでもノスタルジックな思い出の曲です。  ここからは曲ではありません。 「仙石線」私鉄ではないけど、浪人時代の思い出の線路です。  踏切を超えたら図書館でした。 「井... 続きをみる

  • I AM KENJI 永遠に

    後藤健二氏がアイスルに惨殺されて二年がたつ。シリアやイラクの内戦にあって、こどもや女性の目線に寄り添い、ジャーナリストとして死んでいった記憶はまだ生々しい。 日本人が誇りに思う果敢な最後であった。 格差や貧困は、人を狂気に誘導する。時代を超えた事実ではある。 その申し子が、自称「イスラム国」だ。 ... 続きをみる

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