初等期のプログラミング教室も6年を迎えた。一度、山陽新聞カルチャープラザでも分教室を開いた。「事象を読む解く力」と「問題解決力」を育成できる、素晴らしいツールだと思う。 そこで、演習の際、気を付けることがある。「失敗の処理」だ。子供たちは大人と同様、うまくいかないことを隠したがる。実行してみて不都... 続きをみる
2019年12月のブログ記事
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高等学校が旧態依然としていて、その閉塞感が指摘され続けた。小・中学校での英会話や能動的な教育改革が実を結びつつあり、アクティブラーニングが浸透していても、高等学校で旧態依然としたガラパゴスに戻る。その理由は、「大学入試があるからだ」それが言い分だった。 しかし、その大学入試改革の2本柱が折れた。こ... 続きをみる
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OECDのPISA検査で、「数学リテラシー」「科学リテラシー」は上位を維持したにもかかわらず、「読解力」で15位に甘んじた単一言語社会の日本。出題形式から日本の問題点が浮かび上がった。 出題は、大学教授の「ブログ」・「本の書評」・「科学雑誌」の記事の3つの異なる文章を読み比べ、島から大木が消滅した... 続きをみる
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年収1千万円は低所得層――。米住宅都市開発省の調査では、サンフランシスコで年収1400万円の4人家族を「低所得者」に分類した。厚生労働省によると日本の17年の世帯年収の平均は約550万円、1千万円を超える世帯は10%強に過ぎない。 英系人材サービスのヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジ... 続きをみる
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世界の技術革新に後れを取る日本。JDI(株式会社ジャパンディスプレイ)の失敗も、資金の逐次投入が理由とか。役人仕事だからだ。 政府はAI・5G普及に1兆円の補正予算を組む。 1.学校のICTに2,400億円 PISA検査でもパソコン処理が足を引っ張ったとか。英国では小学2年生で自らのアカウントを持... 続きをみる
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北欧の小国で、資源が乏しいにもかかわらず個人別GDP15位を確保しているフィンランド。日本は26位である。 教育に大変熱心で、OECDのPISA検査でも上位の常連国だ。フィンランドは、小学校から大学まで教育費が無償で、さらに小中学校では教科書やノート・教材も支給されるため、子ども達は平等に学習の機... 続きをみる
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経済協力開発機構(OECD)は、加盟国などの15歳を対象に3年に1度実施する国際的な学習到達度調査(PISA、ピザ)の2018年の結果を公表した。日本は数学・科学分野は上位を維持したが、読解力は15位で前回(2015年)の8位から急落した。 今回の調査はOECD非加盟国・地域を加えた79カ国・... 続きをみる
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デジタル社会に求められる読解力とは何か。経済協力開発機構(OECD)は、各国の15歳を対象に3年に1度実施している学習到達度調査(PISA)の結果を3日公表した。 調査は昨年実施し、79の国と地域が参加した。日本の「読解力」は、前々回の4位、前回の8位から15位に後退した。平均点の低下にも歯止めが... 続きをみる
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石田勝紀氏が提唱する頭のセルフバージョンアップの「魔法の言葉」を紹介します。 「なぜだろう?」(原因分析) 「どうしたらいい?」(問題解決) 「要するにどういうこと?」(抽象化思考) 「例えばどういうこと?」(具体化思考) 「何のためだろうね?」(目的意識) 「そもそもそれってどういうこと?」(因... 続きをみる
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算数パズル道場の山下代表は、「できない時間が、思考能力を育む」「覚える子になる前に、イメージし考える子に育てよう」と仮説思考能力の育成に力点を置きます。今後、算数・数学は、より産業社会での重要性が高まります。入り口で嫌いにならずに、楽しく忍耐強く考える姿勢を育む経験が必要です。 生涯必要となる基礎... 続きをみる