ロボット プログラミング 科学教育 岡山市

21世紀に生きる子供たちに伝えておくべきことは

公教育と明確に違った体験型学習(Active learning)を実現するのが私の願いです。未来の創り手となる子ども達に何を準備しなくてはならないのか。児童期の多様性を尊重し、Scientific literacy(科学の論理展開力)の育成を目指します。

なぜ「そろばん教室」を開設するのか


「そろばん」は年長から小学3年生にかけて始めるのが一番脳にいいといわれています。
幼児期の脳の成長に合わせて習わせたほうが、年をとっても衰えないからです。 「そろばん」は、記憶力・集中力・情報処理能力など勉強に必要な脳の土台作りに役に立つ習い事だと思います。


「指は体から出た脳みそ」というぐらいです。


 計算は主に左脳で行います。「そろばん」で計算すると、左脳と共に右脳も同時に使うため,「鍛えにくい右脳の活性化」に役立つことが欧米の大学・脳トレで有名な川島教授の研究などで証明されています。「そろばん」と知能IQの発達は密接に関連している可能性が大とのこと。


 習得したら4桁×4桁とか、6桁÷3桁位なら容易に暗算でできます。頭の右半分から「そろばん」が出てきてパソコンのブラインドタッチみたいな感じで「そろばん」がはじかれていきます。だから暗算能力が重要です。級が進めば桁数も多くなり、時間内での「スピード、正確性、記憶」が求められ、まじめにこれを継続することで、「集中力」が身に付きます。


 尼崎市は「計算特別特区」を申請し、1年生から6年生までの間に3桁程度の暗算ができることを目標に、「そろばん」を年間50時間行っています。立命館小学校という「100ます計算」で有名な陰山英男氏が校長顧問を務める学校で、1年生に約50時間・2年生で約90時間・3、4年生でそれぞれ約70時間もの「そろばん授業」があります。


 ただ、「そろばん」をやっても7級とか5級くらいでやめてしまうと、脳にはいいかもしれませんが、計算力と言う意味ではあまり期待できないと思います(せめて珠算2~3級、暗算3級位までいかないと)。思考能力が発達する前の低学年の段階で「右脳を鍛える」ことは、以上のことから重要です。

なぜ児童期の「プログラミング的思考」が重要なのか

プログラミングの経験は、論理的思考力や問題解決能力を育成することで知られています. 学童期では、単なる計算ではなく、何か具体的な形のものを法則にしたがって動作させ、 試行錯誤で解決していく経験を続けると、高い学習効果が期待できます。



学習する主要な根拠を以下に挙げます。
1番目の理由は,「21世紀の世界はプログラムで構築されている」。デバイス、サービスの背後にはプログラムがある。世の中を動かす仕組みを知る必要があるからです。2020年代の自動車の自動運転は,既存の社会・産業構造を一変させます。


2番目の理由は、「消費者にとどまらず、自ら創造する側に回ろう」。パソコンが1台あれば、いながらにして製品/サービスを作り出せる時代になった。生産機構と制御の融合 (第4の産業革命)の担い手が今求められています。既製のゲームを消費(楽しむ)するのは、旧世代の人類となります。


3番目の理由は「PDCAサイクル」。プログラミングを学ぶことで、自らのアイデアをどのようにすれば実現できるのか、論理的に考え、障害を取り除きながら実行していく力を養える。自律的問題解決能力を育成します。それは、時代を超え社会で活動するための普遍的な能力(生きる力)になります。


以上のことは、いかなる職業についても,今後ますますその重要性が高まっていくでしょう。 科学的手法によって問題を解決をする基盤的資質。それは「国語力」だと私たちは考えています。 「国語力」の定義は様々ですが、スコラこども塾では国語力は「読解力」「理解力」「思考力」「表現力」から成り立っていると捉え, この力を育んでいく素材として「プログラミング」のコースを開設致しました。 プログラミング的思考を行うときに必要なのは算数でも理科でもなく「国語」の力。 しっかりとした文章(プログラミング)を構築することが大切です。複雑な事象を単純化し捉えることが必要なのです。 科学技術と国語を融合した, スコラこども塾の「プログラミング教室」をぜひご体験下さい!