郷愁の銀杏の大木 後楽園を本丸下から望む
いつもの散歩コース。本丸下から後楽園を見ると、旭川に映る銀杏の大木が見えた。川面を白鳥が数羽飛んでいる。
しばらく見とれてしまった。幼い時過ごした我が家の傍にも大きな銀杏の木があり、「ぎんなん」がたくさんとれた。いつもその下を通って墓参りにいったものだ。
本丸下、いつもひと気がない。自宅の庭のように歩くことができる。贅沢だ。右下に旭川。ふとアグネスの歌を思い出す。
「冬の日の帰り道」 夕焼けの帰り道、一人ぼっちの影が映ってた・・・。
郷愁である。
この後、岡山市民会館を通る。催事掲示板を見ると????。
旧制六高を擁した学都岡山の市民会館とは思えない内容に愕然とする。
旧制第四高等学校を生んだ金沢市
旧制第五高等学校を育んだ熊本市
市民会館の催事内容は同様のありさまなのか?と問いたくなる。
新築移設の前に、中身を検討すべきでは? 箱は後でも結構だ。
最後に、「郷愁」といえば、ヘルマンヘッセの処女作にして代表作。時を経て、また読むとでもしようか。