scholarの志 ロボット プログラミング 科学教育 

公教育と明確に違った体験型学習(Active learning)を実現するのが私の願いです。未来の創り手となる子ども達に何を準備しなくてはならないのか。児童期の多様性を尊重し、Scientific literacy(科学の論理展開力)の育成を目指します。岡山理科学館に協賛し、地域から世界に飛躍する人材を育てます。

玉野市と三井造船に敬意  新学科増設

玉野市は、三井造船と協業して造船業を核とした産業人材の育成に乗り出す。既存の商業高等学校を改編し、「市立玉野商工高等学校」とする。造船の事業所内に実習施設が設置され、最新鋭の造船技術と接することができる。さらに、事業所のエンジニアから様々な技術の伝承も可能となり、地域に根付くエンジニアの養成が実現する。
笠岡工業高等学校でも、社会資本である橋梁の点検実習を実施し、地域の安全に寄与する人材の育成に務めていると聞いた。すばらしいニュースだ。
少子化による人材難で、売り手市場になった某老舗工業高校が「天狗」になっているとのうわさを聞いていた。そこでは、大手に、中央にと進路を求めているそうだ。もし事実なら、地域社会にとっても悲しい事実だ。
日本の大学で、存続が国益となる大学は何割あるだろうか?奨学金を借金してまで進む価値のある大学は限られる。先進国の中で、日本の大学。特に文科系学部は特異な存在だ。
文部科学省の縄張り維持のために存続を認められている大学は多いのではないか。
地域社会の担い手を育てる専門高等学校や専門学校を充実させることは、地方再生の切り札になると思う。世界に羽ばたく研究者も必要だが、地域産業の競争力を維持発展させるエンジニアは誇り高く活躍してもらいたい。個人的には、水産・農林業の専門学校が栄える社会を期待したい。岡山には豊かな海・豊かな川・豊かな山がある。「持続可能性」はそこに存在するからだ。

苦悩する経営者 近未来の予測について

トヨタ自動車の豊田章男社長は、卓越した経営者だと思う。彼が直系の血筋として社長になったとき、アメリカでブレーキの安全性が問われた。単身米議会の公聴会に臨んだ姿は、孤立無援の痛々しさだった。当時の日本政府は、民主党だった。
後に、辞表を胸に渡米したと述懐している。在米のトヨタ販売店網の激励が、唯一の心のたよりだったとか。国籍は関係ないようだ。その後、彼はトヨタに息吹を吹き込んだ。
そのトヨタ社長が、業績発表の記者会見で苦悩をにじませた。
「過去の成功体験は捨てる」
「競争の相手が変わる」
「自前主義は捨てる」
2030年世界の車の保有台数が半減する。カーシェアリングや自動運転による自己所有の崩壊だ。モータリゼーションを牽引した米国ジェネラルモーターズ社長は、移動サービスの提供者になると宣言。欧州子会社「オペル」を売却。ロシア・インドなどから生産・販売事業を撤退する。残された資本は、ライドシェア大手の買収に当てる。
水素や電気で環境産業の道か、AIで安全自動運転の道か、シェアサービスの道か、トラックも自動運転で全てレンタル化される可能性がある。あと10~20年後の未来に経営者は苦悩する。これからの競争相手はGoogle社や電気自動車の会社たちだ。
この苦悩する経営者たちのように、政治・行政も真摯に悩んでくれたら日本は豊かな国になるのだが。最近のテレビニュースを見る限り、自分で努力するしかないのかと思う。