以前この欄でも取り上げたが、ついに3メガバンク揃って3.2万人分の仕事を削減する時が来た。三菱UFJ/みずほ/SMBCそろいぶみだ。AIを中核とした構造改革が進む。もともと、日本の金融界は隔絶した非生産性を有していたが、それにしても規模がでかい。 一方、ニューヨークの代名詞イエローキャブ。このタク... 続きをみる
2017年10月のブログ記事
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幼馴染が突然逝った。笠岡の採石場での土砂崩れ。生き埋めだった。 教室の授業を任せて、井原の葬儀に向かった。 岡山に帰郷してから、墓の問題やいろいろ世話になった。小学校のとき毎日一緒に生活した仲だったが、中学以降の付き合いは無くなっていた。 40年以上経た後の再会も、お互いの間合いは昔のままだった。... 続きをみる
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英仏も、中国も、はてはインドまでもが内燃機関での自動車生産販売を禁止すると言っている。時期は2030年~40年と幅があり、理由もいろいろあるが、全て国策だ。世界は動く。ドイツも韓国も原子力を見切った。 それに比して、日本の政策の中途半端さだけが際立っている。政治も官僚もエンジニアも様子見状態だ。 ... 続きをみる
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自動運転とライドシェアリング(乗物の共有)が突き進む果ては、街中を誰かの車がタクシーとして迎えに来る。運転手はいない。スマホで予約した処へ、予約した金額で連れてってくれる。世界中でタクシー専用車はなくなり、個人の車の空車がタクシー代わりとなる。 都心のサラリーマンなど、せいぜい週に一度乗るか乗らな... 続きをみる
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ケンとメリーの「愛のスカイライン」 ブルーバードSSS 技術の日産は印象的だった。都会的で洒落ていた。1970年代。 新日鉄に続き、神戸製鋼所が日本ラグビー界を牽引し、金属材料の日の丸を体現していた。1980年代。 「ジャパンアズNO1」と欧米から恐れられ、アジアや中東の憧れとなった。日本国製造メ... 続きをみる
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英国経済学の論文では、日本の2014年生まれの半数は109歳まで生きるとか。なんと。 1960年男性の寿命が60歳中盤だった頃、官僚によって作文された現行年金制度では対応できない。議員は自らの年金は議論しても、制度の構造問題は議論しない。 労働の在り方が変わる。人生三毛作いや四毛作だ。60歳から4... 続きをみる
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英才とは必ずしも試験に強い意味ではない。と同時に、残念ながら生まれ持って人間の資質は千差万別だ。標準的な人間など存在しない。 「だから鋳型に入れて、最低レベルを上げるのだ」と初等・中等教育界は励んだ。70年代までは正解だったと思う。戦後の高度経済成長期、安価で良質で、勤勉で、標準化された労働力は国... 続きをみる
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衛星測位システム 昨日の打ち上げ成功により、精度は日本が6センチ誤差まで進化する。現行システムは10メートルだ。最も進化した欧州のガリレオが1メートルだ。 昨晩のニュースで、ドローンを使って稲作を管理するベンチャーが紹介されていた。大手のファンドや企業が出資を申し出たらしい。品質を平準化した、農... 続きをみる
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高大接続改革の一環として、英語を民間試験に委託する案があり、識者(?)が論壇に投稿するのを見て常に疑問を感じる。 なぜ横並びの平準化の議論が先行するのか?大学別に民間団体を指定すれば済む話だ。 京都大学は英検 慶応大学はTOEFLで問題はあるまい。大学の理念に近いシステムを活用すればよいだけだ。受... 続きをみる
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日経新聞を見てビックリ。一面トップが「大廃業時代の足音」。 黒字の優良中小企業の後継者難。2025年に大半の経営者が70歳を超える。なんと245万人。偏差値競争してる場合か。 政府は、中小M&A市場の開設とか税制の改正をすれば済むが、問題は人だ。 たたき上げの経営者の後継者は、偏差値では無理だ。 ... 続きをみる
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保守とは、文字通り変えないことだ。ところが日本は違う。 リベラルや左派と言われる人たちが現状を維持し、保守が変革を唱える。 基準賃金のアップを経営者に奨励するのは自民党だ。働き方改革もしかり。安全保障の提案も全て政権側からだ。憲法に関する問題提起も保守からのほうが積極的だ。 リベラル左派は、護憲を... 続きをみる
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