ロボット プログラミング 科学教育 岡山市

21世紀に生きる子供たちに伝えておくべきことは

公教育と明確に違った体験型学習(Active learning)を実現するのが私の願いです。未来の創り手となる子ども達に何を準備しなくてはならないのか。児童期の多様性を尊重し、Scientific literacy(科学の論理展開力)の育成を目指します。

子供に聞かせたい指導者の言葉  翻訳しました

「開かれた民主主義に必要なことは、私たちが政治的決断を透明にし、説明することです。それは、行動の根拠を示し、伝達することで、多くの理解を得られるようにすることです。」


                 中略
「事態は深刻です。
あなたも真剣に考えてください。
東西ドイツ統一から、いいえ、第二次世界大戦以来、これほど市民による一致団結した行動が重要になるような事態がわが国に降りかかってきたことはありませんでした。
私はここで、現在の伝染病の状況、連邦政府や省庁がすべての人を守り、損害を押さえるために準備した様々な措置を説明したいと思います。しかし、私は、あなたがた一人一人が必要とされている理由と、一人一人がどのような貢献をなしうるかについてもお伝えしたいと思います。」


「私たちは民主主義社会です。私たちは強制ではなく、知識の共有と協力によって生きています。これは歴史的な課題であり、力を合わせることでしか乗り越えられません。
私たちがこの危機を乗り越えられるということには、私はまったく疑いを持っていません。しかしながら、犠牲者が何人出るのか、どれだけ多くの愛する人たちを亡くすことになるのか。それは大部分私たち自身にかかっています。私たちは今、一致団結して対処しなければなりません。現在の制限を受け止め、お互いに協力し合うことが可能です。」


                 中略


「たとえ今まで一度もこのようなことを経験したことがなくても、私たちは、思いやりを持って理性的に行動し、それによって命を救うことを示さなければなりません。それは、一人一人例外なく、つまり私たち全員にかかっているのです。


皆様、ご自愛ください、そして愛する人たちを守ってください。ありがとうございました」


ドイツのメルケル首相のメッセージです。
東ドイツの物理学者で、ドイツ統一後の指導者としてEU(欧州連合)を指導してきました。子供の時、多く好んで読んだドイツ文学を思いだしました。

安倍首相の思い付きに再度揺らぐ岡山

非常事態宣言の全国一律は唐突であった。2月27日の全国一律休校発表と同じ違和感がある。2月27日は、まず中国や海外からの入・帰国を完全制限すべきだった。国内の田舎の小中学区のみ移動する子供は、三次感染者だ。要所を欠くパフォーマンスに映る。安倍周辺の思い付きだった。専門家会議では議題にも挙がっていないからだ。


今回、首都圏や京阪神などクラスターが多発し、感染経路が不明な陽性者の激増に医療崩壊が現実味を帯びた地域は、非常事態宣言も遅きに失したといえる。だが、クラスターも起きていない岡山県などに一律「非常事態宣言」を、しかも、中途半端な期間で唐突に発するのは、違和感を禁じ得ない。なぜか?


「安倍のマスク」「SNSでのコラボ動画」「PCR検査拡大への厚労省医系技官の抵抗」に加えて、財務省主導「30万非課税世帯案」への党内・与党内の反発だ。公明党は閣外への離脱をちらつかせたとか。側近政治の瓦解である。そこで、この変節を隠ぺいするために「非常事態宣言全国一律」が方便として緊急に側近から提案され、それに便乗したと多くの報道がなされた。


PCR検査拡大への、厚労省技官幹部の抵抗。現金一律配布への財務省の抵抗。市井の国民が生活と健康に怯え、生業を放棄せざる負えない国難の時に、前例踏襲のポンコツ官僚の軍門に下る政治家などいないほうがましだ。


保守の中の保守を自認する私だが、安倍官邸の迷走には呆れかえる。
自ら2度上げた消費税をもとの暫定5%に戻すべきだ。日本経済を根底から弱体化させただけの7年間となる。歴史は判定するだろう。


文責 岡田健司