ロボット プログラミング 科学教育 岡山市

21世紀に生きる子供たちに伝えておくべきことは

公教育と明確に違った体験型学習(Active learning)を実現するのが私の願いです。未来の創り手となる子ども達に何を準備しなくてはならないのか。児童期の多様性を尊重し、Scientific literacy(科学の論理展開力)の育成を目指します。

考えない先生 考えない生徒 あるのは「規律」のみ

朝のテレビで⁉。小学校のひっ算に使う横棒が定規でないと-1減点されるとのこと。
分数の棒も定規が必須とか?正答を書いても、手書きだと横棒の数だけ減点する。驚愕のガラパゴス教育日本の事例だ。


先生に理由を問うと、「学年で決まり事なので」。教育員会に問うと「学校に任せてますので」。年配の熟練先生曰く「定規で書くと、中高学年での間違いが減るので推奨しています」とのこと。中学生になっても「乗除のひっ算や分数の計算」に誤答が目立つ生徒を指導した経験があるので、原因が計算列と行の混乱にあることは心得ている。が、しかしだ。


「数の多面的把握」と「仮説思考力」の育成が算数・数学への道のりだ。また、空間認識能力や補数などの見えない数字を可視化するイメージ化能力こそ将来への基礎となる。今後の中学・高校・大学での学びを視野に、どう基礎能力を築くかという視点が欠落している。指導を簡単にしたい。素直に従わないと減点。といった閉塞した規律が優先されている。危険なガラパゴスだ。


小学校に「スクール弁護士」が配属されるそうだ。ついでに、「スクールエンジニア」「スクールドクター」「スクール税理士」「スクール料理長」「スクールマイスター」を指名したらどうか。あまりに閉鎖的で、孤立した環境になっている。生物多様性が損なわれると生き物は死に絶える。


「なぜ学ぶか?」「何を学ぶか?」指導者は語れないといけない。「どう教えるか」「試験のありかた」はそれに規定される。
定規を使うのも「作戦だ」。人より秀でるための作戦として自分で採用するならOKだ。

日本の戦後教育が失った「多様性」「合理性」「自己肯定感」「仮説思考能力」「実証主義」すべて取り戻さないと世界に引き離される。

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