ロボットの可能性 広がるばかり
最近の新聞記事には、毎日のようにロボット・人工知能が掲載されている。無い日はない。そこでは、意外な側面も見れて興味深い。
「スタップ細胞はあります。」で有名な生命科学の現場。実は国際的にも、論文発表された実験結果の1~3割しか再現できていない。そうした実情が、創薬開発の足を引っ張っており、不正の温床にもなっているとか。ビックリだ。報道されていなかった。
試薬の微妙な調合や容器の取り扱い、はては裏技・・。これでは科学とは言えない。
そこで、日本の産官学チームが開発したのが、双腕ロボットによる自動化だ。
プログラミングの勝利だ。遺伝子増幅やたんぱく質測定の全工程をプログラミング。実験による「ばらつき」を極端に圧縮したとのこと。快挙だ。
生命科学実験の80%をカバーできるとか。
研究不正はなくなり、研究施設を持てない有能な研究者に、実証代行することも可能となる。ロボットは、限りない可能性を持っている。車の自動運転だけではない。