ロボット プログラミング 科学教育 岡山市

21世紀に生きる子供たちに伝えておくべきことは

公教育と明確に違った体験型学習(Active learning)を実現するのが私の願いです。未来の創り手となる子ども達に何を準備しなくてはならないのか。児童期の多様性を尊重し、Scientific literacy(科学の論理展開力)の育成を目指します。

気候変動と歌謡曲

フィリンピン沖から流れ来る黒潮。日本列島とぶつかって豊かな海を作ってきた。その海面温度がどんどん上がる。台風が爆発的に大きくなる。サンゴが死滅する。近海の魚が北に逃げる。カラーフィッシュが北上する。突風・竜巻・豪雨の温床となる。
一方、北極海の氷は解ける。海面比率が大きくなり、太陽熱も吸収しやすくなるため融解は加速する。
温帯にあった日本の風土は、亜熱帯化する。夕立の後の風情や北の海の表情が変化する。
日本の歌謡を彩った四季は、確実に変わることになる。
津軽海峡が冬景色なのは、いつまで持続できるのか。


日本人の心象風景が変化し、情操が移ろうのは寂しい話だ。
子どものころ、夕立の後の中庭の空気は独特だった。土とコケなどの匂いが立ち込め、涼やかな風と共に五感に残った。
野口五郎が歌った「夕立の後の街は・・・・」山上路夫の詩は滲みるものがあった。


いやいや、こんな話だけでは「おいぼれのたわごと」だ。
この環境下、時代を担う若者には、自然科学の教養と観察眼を身に着けてもらいたい。
「生きる力」と「科学の教養」は同義であるからだ。

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