ロボット プログラミング 科学教育 岡山市

21世紀に生きる子供たちに伝えておくべきことは

公教育と明確に違った体験型学習(Active learning)を実現するのが私の願いです。未来の創り手となる子ども達に何を準備しなくてはならないのか。児童期の多様性を尊重し、Scientific literacy(科学の論理展開力)の育成を目指します。

「そとづら」だけではだめ 信念の政策をお願いします。

安倍首相は、ダボス会議で「成長のエンジンはもはやガソリンではなく、デジタルデータで回っている。」「医療・産業・交通などのデータ流通が、経済成長や貧富の格差解消に役立つ」と講演した。 全くその通りだ。ご説ごもっとも。
海外メディアは、日本のAIでの遅れを取り戻すために、データ流通の国際秩序でリーダーシップを取り戻す意図があると論評している。AIの進化は、データ量と比例する。中国は13億人のデータを独占した。GAFAは世界数十億人のデータを支配する。日本は????


行政はいまだ紙文化。役所は個別に調査票を配り、精度の低い間違いデータで社会問題となっている。厚労省の労働統計などは氷山の一角にすぎない。無駄な調査・報告書の紙の山だ。国会対応も徹夜の紙の山だ。教育の世界も、紙の山。書棚と印鑑と報告書。学校の教員の残業の中心は報告書とか・・・・・・。誰が読み生かされるのか???????


「外面」作っても、中身が透けて見えては説得力がない。エネルギー政策一つとっても化石燃料構成比の温存が残る日本国が、データエコノミーを宣言しても人の心に届かない。まずは、足元から変えようではないか。科学技術の21世紀なのだから。

21世紀 成長を得るためには、高給を取るためには 

1989年からの30年間で、日本企業が世界のランキングから滑り落ち、唯一トヨタ1社のみが時価総額100位以内に踏みとどまったことは述べた通りだ。一方で、この10年間にアメリカの企業の収益は3.8倍に膨れ上がった。日本は横ばいだ。なぜか?


アメリカの上位は、金融ではなく情報サービスを核とした無形資産を活用するデジタル企業だからだ。原材料費は安く、知的資産が利益を生む。従って益率も高い。GAFAは代表選手だ。日本の金融界すら支配されかねない。


日本家電産業の凋落も軌を一にしている。製造だけでは成長なし。ソフトを活用したサービスを提供しないと生き残りは困難だ。製造+デジタルサイエンス=新サービス(付加価値)
トヨタが快適な移動を含めたモビリティーカンパニーに脱皮する。GMは工場を売却し、ライドシェアリングに集中投資する。生き残りをかけた脱皮が続く。部品メーカーまで、技術を応用したサービスに乗り出す。必要で重要な人財は変わってくる。


この21世紀に必要な資質とは?