「そとづら」だけではだめ 信念の政策をお願いします。
安倍首相は、ダボス会議で「成長のエンジンはもはやガソリンではなく、デジタルデータで回っている。」「医療・産業・交通などのデータ流通が、経済成長や貧富の格差解消に役立つ」と講演した。 全くその通りだ。ご説ごもっとも。
海外メディアは、日本のAIでの遅れを取り戻すために、データ流通の国際秩序でリーダーシップを取り戻す意図があると論評している。AIの進化は、データ量と比例する。中国は13億人のデータを独占した。GAFAは世界数十億人のデータを支配する。日本は????
行政はいまだ紙文化。役所は個別に調査票を配り、精度の低い間違いデータで社会問題となっている。厚労省の労働統計などは氷山の一角にすぎない。無駄な調査・報告書の紙の山だ。国会対応も徹夜の紙の山だ。教育の世界も、紙の山。書棚と印鑑と報告書。学校の教員の残業の中心は報告書とか・・・・・・。誰が読み生かされるのか???????
「外面」作っても、中身が透けて見えては説得力がない。エネルギー政策一つとっても化石燃料構成比の温存が残る日本国が、データエコノミーを宣言しても人の心に届かない。まずは、足元から変えようではないか。科学技術の21世紀なのだから。