ロボット プログラミング 科学教育 岡山市

21世紀に生きる子供たちに伝えておくべきことは

公教育と明確に違った体験型学習(Active learning)を実現するのが私の願いです。未来の創り手となる子ども達に何を準備しなくてはならないのか。児童期の多様性を尊重し、Scientific literacy(科学の論理展開力)の育成を目指します。

逃げる人間は、何度も逃げる。教育に必要なものとは

昨今AI時代の教育が話題になっている。しかし、基本はみな同じだ。


仕事で困難にぶつかったとき、背を向けず、腰をかがめて、前のめりに立ち向かう人間は、常にそうする。しかしだ、困難にぶるかると即諦めて、逃げるか詫びるかする人間は、常習的にそうのような行動に出る。


自信がないのだろうか。逃げるか黙るか謝るか。それしか出来ない大人が意外と多い。50歳でも、会社経営していた人でも、男でも意外と多いのに驚く。いやもとい、男の方が多い。巻き込まれた人間は災いというしかない。


そのような人間を観察すると、マニュアルがないと進めない真面目なタイプだったりする。自分の判断で、こっそり安易に進めて、壁に当たるとすぐ逃げる。そんな感じだ。意外と人当たりは良く、善良そうに見えたりするから質が悪い。


AIであろうがデータエコノミーであろうが、理屈抜きで「命惜しむな名をこそ惜しめ」の「坂東武者魂」をもって立ち向かう立派な日本人になってもらいたい。
ちなみに私は、保守ではありますが右翼ではありません。誤解のない様に。

アグネス・チャンから学ぶ21世紀の教育

「丘の上、ひなげしの花で~」私たちにはなじみの深いアイドルだ。ミニスカートとハイソックス。その後、彼女はスタンフォード大学院で教育学を修めた。その自由な学風にあこがれて、3人の息子たちもスタンフォードで学んだとか。


自著で曰く、21世紀に向けた基礎能力とは
1、自己肯定力(自信をもって積極的に、課題を見つけ立ち向かう姿勢)
2、創造性(既存の価値にとらわれない独創力)
3、好奇心(新しい価値やモノへの積極性)


逆に、一番よくない教育法は「比較すること」だと。日本の教育関係者が聞くと「耳が痛い」話となる。進学塾など大半が試験での振るい落としが中心だ。試験漬けにして「上澄」を探すのが名門進学塾のノウハウだ。なぜなら「上澄」は教えなくてもいい点が取れるから。振るいに落ちると「自己肯定感」は激減する。上澄の敷石となる。


先進国でこの20年間、大きく成長から取り残された日本の組織が大きな岐路に立っている。大手都市銀行・通信・電力ガス・自動車など、自前で開発し傘下の企業を従えていた組織が一斉に情報・技術の共有へと舵を切って、企業連合に参加しだした。なぜか?


世界規模のデータエコノミーで自力開発が進まないのと、自社の幹部の能力で情報・技術の投資判断ができない状態にまで来てしまったからだ。大学もしかり、孤高に最高学府などと言っていられない。新たな開発の眼を、多くの民会企業や団体と共有して資金と情報を確保しなくてはならず、事業化が避けられない。


従って、急激に求められる人物像が変わる。オープンな交流の中で。序列無しの交流が生まれ、融合によるイノベーションが起こる。価値は流動化し、既存組織を泳いでいた人間はみな溺れる。昔は「敵を作らず、色を出さない勤勉な」人間が出世した。確実に変わる。


アグネスの唱える世界標準の教育に、ガラパゴス日本教育界が答えを出す日は来るのだろうか?