ロボット プログラミング 科学教育 岡山市

21世紀に生きる子供たちに伝えておくべきことは

公教育と明確に違った体験型学習(Active learning)を実現するのが私の願いです。未来の創り手となる子ども達に何を準備しなくてはならないのか。児童期の多様性を尊重し、Scientific literacy(科学の論理展開力)の育成を目指します。

マラソンと競歩が札幌に  IOCの迷走

マラソンや競歩を8月の東京でやることの非人道性にやっと気が付いたIOC。金まみれ協会もさすがに、我に返ったようだ。カタール・ドーハで開催された世界選手権が、あまりの悲惨な状況になっての判断とか。途中棄権者が4割以上を占め、完走者も微熱が続き苦しんだとか。


人間の身体能力の魅力を謳歌するべきオリンピックが、商業目的のために選手を酷使し、途中退場者を量産させてはもともこもない。秋開催ができないのなら、緯度を上げるしかないのだろう。当初から分かっていたことだ。


しかし、日本の興行関係者の反応は鈍く、選手は二の次の体質が露呈している。いまだ後進国だ。

パナソニックの次期役員がかっこいい 

Googleの松岡陽子氏(48)氏。スマートホーム部門の最高技術責任者を務めていた工学士で4人のこどものお母さんだ。


テニスに熱中してケガをした後、カリフォルニア大学とマサチューセッツ工科大学で電気工学とコンピューターサイエンスを学び博士号を習得。カーネギーメロン大学で教鞭をとるも実業の世界に身を置き、名だたる賞を獲得し、現在に至るそうだ。スピーチも堂々とし、世界の最先端を体現している。


停滞するパナソニックが、電気メーカーから脱皮し、イノベーションを牽引する開発責任者として松岡氏を迎え受けることを発表した。シリコンバレーの同社開発チームのフェローとして活躍するそうだ。新たな成長戦略を目指すパナソニックの意気込みがうかがえる。残念ながら今の日本では、イノベーションを牽引する人材の育成が遅れている。


松岡氏の同世代は、日本では不況に突入し、非正規採用が激増した世代だ。長い停滞の中日本の雇用・社会保障の問題世代でもある。なぜ日本では停滞してしまうのか?真に問いただす時がきている。