マラソンと競歩が札幌に IOCの迷走
マラソンや競歩を8月の東京でやることの非人道性にやっと気が付いたIOC。金まみれ協会もさすがに、我に返ったようだ。カタール・ドーハで開催された世界選手権が、あまりの悲惨な状況になっての判断とか。途中棄権者が4割以上を占め、完走者も微熱が続き苦しんだとか。
人間の身体能力の魅力を謳歌するべきオリンピックが、商業目的のために選手を酷使し、途中退場者を量産させてはもともこもない。秋開催ができないのなら、緯度を上げるしかないのだろう。当初から分かっていたことだ。
しかし、日本の興行関係者の反応は鈍く、選手は二の次の体質が露呈している。いまだ後進国だ。