米中激突 世界経済はピークアウト 日本の受け身が・・
米中の覇権戦争は、レアアースや米国債まで出して、投げれるものは全て投げつくす泥仕合となりそうだ。世界を二分する二極経済圏になるまで泥仕合は続くのか?
日本の経済は昨秋にピークを終え、設備投資や消費も減速し、下降局面に入る模様。消費税の導入も微妙になり、関連した設備投資も模様眺めで進まない。及び腰の日本丸だ。
一方、5Gの幕開けと、IOTやAIによる省力化・ネットワーク化は待ったなしの状況だ。世界は雪崩を打って加速したデータエコノミーに突入する。
イスラエルのプログラミング教育の成果が画像認識の新興企業を世界に送り出したように。アメリカがシェール革命により安全保障政策とエネルギー政策を大転換させたように。GAFAが世界のプラットフォーマーに躍り出たように。日本も攻めなくてはならない時だ。
ドイツの「インダストリー4.0」中国の「中国製造2025」国運をかけた闘いが既に佳境に差し掛かっている。その日の朝発議したアイデアが、その日のうちに3Dモデル化され、翌日リリースされる21世紀スピードと日本の会社・役所スピードの差は拡大し続けている。
消費税の処理に明け暮れる政治と開発投資を躊躇する経済との中で、教育界は?
日本の教育に関わる人々が、国際情勢と安全保障と経済と科学技術に敏感な体質を持つことが問われている。社会から隔離された、常識のない専門職では教育のガラパゴス化は止まらない。ICU国際基督教大学は生え抜きのハーバードビジネススクール教授を理事長に迎えるとか。うらやましい人事である。