ロボット プログラミング 科学教育 岡山市

21世紀に生きる子供たちに伝えておくべきことは

公教育と明確に違った体験型学習(Active learning)を実現するのが私の願いです。未来の創り手となる子ども達に何を準備しなくてはならないのか。児童期の多様性を尊重し、Scientific literacy(科学の論理展開力)の育成を目指します。

岡山の競争優位を語れない県民が多い 何故?

先日、スタッフの昼食を買い出しに出て戻った教室での出来事だ。
一人の男の子が、受験のストレスなのか大学生講師に訴えていた。曰く「岡山に見るべきものがない。」「他県の優位に比べて」「親も東京に行く」「欲しいもの見たいものがない」ざっとこんな感じで話していたと思う。彼は、県外の名門中学校を希望している。
当塾での科学技術情報にはどん欲に取り組み、ロボット・プログラミング・科学・速聴読教室に通って来る。当然進学塾でも励んでいる。
岡山で生まれ岡山で育った子供は、好奇心が強くなると郷里に興味を失う。結果県外に出ていく。この情報化社会でも、岡山の中に文化端子がないと危ういのだと感じた。半世紀ほど昔の私が感じたことと同じ思いにあるのだと。何が足りないのか?
私自身日本中を旅し、世界の主だった都市を巡り、日本とりわけ岡山は穏やかだと解る。一級河川で水量の豊かな川が、3河川も並ぶのは岡山だけだろう。山が豊かだから、川は大きくなる。そして大きな川の恩恵は海へと流れる。海は栄養を含んだ豊かな漁場となる。岡山の自然と一次産品の優位は、このシステムの恩恵だ。なのに、それを料理や加工した二次製品となると競争力がない。観光もしかり、中国5県と比較しても見劣りする。資源はあるのだが。なぜか?
情報を処理し、発信する発信力が足りないからだ。だから、郷土愛も育ちにくい。キャンペーンで使う岡山弁の選定にも疑問を感じる。そんな言葉聞いたことがない。語感が悪いなど。美的センス皆無の美人のようだ。あまりに惜しいではないか。

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