GDP世界3位の日本が、「一人当たり」「データ」では
国民の多くが日本のGDP世界3位はよく知っている。しかし、一人あたりは何位?
なんと26位
生産性が低く、労働単価が上がらないことが響く。過去30年で先進国ドンビリの成長性がネックとなっている。この結果に何故か国民は無関心だ。
データエコノミーの時代。米国の研究者が、データの総生産量で順位を付けた
1.米国
2.英国
3.中国
4.スイス
5.韓国
6.フランス
7.カナダ 続いてスェーデン チェコ そして日本となった。11位だ。
行政データの非開示とアクセス困難が大きな理由。民間も企業データの共有が進まない。電子政府やデータの企業連携の進捗が直接影響している。
大阪G20でも、データのGAFAや中国共産党一元支配に対抗する国際ルールの策定が最大のテーマとなる。マスコミの報道はピントが合っていない。
都道府県の高校教員採用で、やっと情報科目の専任教諭が採用されだすとか。とにかく1週半遅れている。急げ日本。勤勉が勝利した20世紀はもう遠い。21世紀だ。
真実が報道されにくい現状がある。政治やマスコミに都合の悪い情報は隔離されがちだ。日本の情報公開も驚くほど低い順位だ。たしか36位だったか。韓国と争う。僅差で負けていた。世間は先進国と「錯覚」するが、日本はこの30年間、後退し続けていることはまぎれもない真実だ。