ロボット プログラミング 科学教育 岡山市

21世紀に生きる子供たちに伝えておくべきことは

公教育と明確に違った体験型学習(Active learning)を実現するのが私の願いです。未来の創り手となる子ども達に何を準備しなくてはならないのか。児童期の多様性を尊重し、Scientific literacy(科学の論理展開力)の育成を目指します。

鉄は国家なりから 情報は国家なりへ

「アップル・グーグル・マイクロソフト・アマゾン・フェイスブック」米国ITビック5
米国市場の時価総額トップ5、その増加額の30%を占める。総額320兆円(英国のGDPを超えた)世界数十億人の情報を独占する。彼らの戦略は「圧倒する・絶滅させる」だ。第4の産業革命のカギを握る人工知能の研究者は世界に1,000人しかいない。その大半をビック5は握る。かつて原油を精製して近代工業社会を形作ったように、情報を精製・解析して、新たなサービスを提供する。独占的にだ。
日本の自動車業界も、自動運転でグーグルの傘下に入る可能性がある。彼らは、第四~五世代の自動化を手中に収めつつある。日本の金融業界は立ち遅れており、生産性とソフトウエア―投資がかみ合っていない。理由は明らかだ。店舗と人とATMを切り捨てられないからだ。ハード投資と人海戦術に頼った古い企業は淘汰される。人もしかり。
情報通信技術(ICT)で、世界との差は拡大している。経済の最先端で、科学技術の最先端で、教育の最先端で、大きな地殻変動が起こっている。
石炭火力発電は、風力・太陽光よりコストが高くなった。先進30か国の常識だ。だが、日本において逆の現象が継続されている。なぜか?ガラパゴス日本。
古い市場原理を擁護する圧力が、日本を停滞へと押しやっている。環境アセスメントに時間とコストがかかりすぎるのも役人の怠慢だ。これでは人と金が集まらない。
世界は、恐ろしいスピードで一元化されている。しかも、寡占化が進む。ICT情報通信技術の結果だ。地域社会は身構える必要がある。
圧倒されるか利用するかは「科学教養」にかかっている。

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