音声認識スピーカー登場 アメリカ一強の状態
名門東芝の凋落は、日本の家庭電機メーカーを象徴する出来事だ。昭和世代としては寂しい限り。そこへ、またしてもの話。
音声認識で家電製品と対話できる「スマートスピーカー」がアマゾン社を先頭に定着してきた。14年のアマゾンを追い、昨年グーグル社が発表。今年秋、マイクロソフトが参入する。会話型人工知能を搭載し、認識精度も格段に向上しているそうだ。
音声認識を介してクラウド空間にある人工知能と会話し、全ての製品をコントロールする。キーボードもタッチパネルも不要の「ハンズフリー」が目の前だ。
3強が日本に本格上陸する今年、日本のメーカーは迎え撃てるのだろうか?パソコン・スマホに続いて、後塵を拝するなら残念な結果となる。
人々の生活を根底から揺さぶるイノベーションを主導する人材の育成が急務だと感じる。