お中元の手配でビックリ 当世百貨店事情
毎年お中元は高島屋。最近ネットの品揃えが良いので「ご進物購入票」の送付先を高島屋オンラインストアーに転送した。すると渡邊の邊の字がエラーで上がった。オペレーターに問い合わせると、旧字体は入力できませんとのお答え。注文を完了した後、訂正を申し出てくださいとのことだった。アメリカの会社かと思うような対応だった。
注文完了後また電話。すると「部首や部分を分けてメールしてください」とこともなげに言われ、私は切れた。顧客だぞと。
AmazonやGoogle、迎え撃つアスクルなど国内勢。熾烈を極める競争市場で、顧客に字の説明をメールで要求するオンラインストアーなど考えられない。
百貨店が没落する理由がなんとなく分かったような気がする。「渡なべ」で送ったら損するのは私ではなく、高島屋だということに気づかないのだろうか?
暖簾が傷つくではないか。
昔、二子高島屋の虎屋のサービスは最高だった。店員は全員筆で達筆だった。虎屋が立派だっただけなのか? 百貨店は「らしく」いてほしいものだ。