ロボット プログラミング 科学教育 岡山市

21世紀に生きる子供たちに伝えておくべきことは

公教育と明確に違った体験型学習(Active learning)を実現するのが私の願いです。未来の創り手となる子ども達に何を準備しなくてはならないのか。児童期の多様性を尊重し、Scientific literacy(科学の論理展開力)の育成を目指します。

こどもの多様性とは

当教室には、ロボット教室や理科実験教室など多くの科学教室があります。私もプログラミングの教室を担当しています。
今年、10月生として新たに加わった小学四年の男の子。先日振替授業で一緒になりました。新たに自律型ロボットを製作するのが導入時の授業です。プロジェクターで動画を見せ、仕様書に沿って3時間程度制作を進めます。パソコンに向かっていた時。
突然、背後から声が聞こえました。かみしめるように。「幼稚園を卒園する時、まさかロボットを作れるとは思ってもいなかった・・・」
振り返ると、完成間際のロボットを前に、一人喜びに浸る男の子がいました。
自身の過去をかえりみて、眠る前に、自分だけの秘密基地を夢想したり、湖面に漂うリモコン艦艇を夢見てワクワクした経験が想起されます。鉄腕アトムもエイトマンも、その延長線上に存在しました。
ヒューマノイドの世界的権威高橋智隆氏も同様の指摘をされています。幼少期の憧憬は、その後の成長過程に、多くの積極的な影を投げかけます。
多感な季節のこども心に、将来にわたる科学への灯をともす機会となればと願う気持ちは、強くこそなれ、失せることはありません。

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