ロボット プログラミング 科学教育 岡山市

21世紀に生きる子供たちに伝えておくべきことは

公教育と明確に違った体験型学習(Active learning)を実現するのが私の願いです。未来の創り手となる子ども達に何を準備しなくてはならないのか。児童期の多様性を尊重し、Scientific literacy(科学の論理展開力)の育成を目指します。

テレビ東京クロスロード 異議あり。

今、テレビ東京「クロスロード」でこどもの理科実験の教室が紹介されました。液体窒素の取り扱いなどがメインの演出です。激変する世界に生きる子供に向けて無責任だと思いました。
現在の科学技術は、自らの能力を持て余すほど驚くばかりの進展です。その次代に生きる子に、あまりに興味本位の構成です。岡山理科学館の本質を論ずるまでもなく、研究とは仮説をたてそれを実証するのが基本です。その学習の動機付けと理解のために身近な事象を題材にするだけにすぎません。興味付けそのものが目的となってしまっては、科学の基本を見失います。
理化学研究所のスタップ細胞事件も、岡山大学の医学部博士論文不正問題も同じです。
自然界の事実に対する畏敬の念が必要です。事実に対する謙虚さです。
興味付けが第一ではなく、疑問が第一で、仮説立案が命で、その立証を義務づけられるのです。科学に従事する人は、多くの労をかけてそれを実証するわけです。
それは、初等教育から同質に担保されるべきものです。


今晩のような興味本位の理科教育を報道することは批判します。
東京のキー局は、理科の教育をゆがめて報道しています。


日本テレビの「ダッシュ村」の方が安心して見ていられる。
科学の基本があります。

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