ロボット プログラミング 科学教育 岡山市

21世紀に生きる子供たちに伝えておくべきことは

公教育と明確に違った体験型学習(Active learning)を実現するのが私の願いです。未来の創り手となる子ども達に何を準備しなくてはならないのか。児童期の多様性を尊重し、Scientific literacy(科学の論理展開力)の育成を目指します。

実務能力を認められた高専卒

 先日の「そこまで言って委員会」に31歳で最年少東大准教授となったAI研究者が登場して話題となった。高専からの東大編入組だ。その夜の「サイエンスゼロ」ではロボコンの運営スタッフとして高専OBの東大大学院の学生が二人出演していた。


 企業も高専には熱い視線を送る。ITユニコーンの経営者曰く、問題解決能力が高いと。システムを開発して納品した時、クライアントからプログラム不良の指摘があった。その時、検査道具を自作してクライアント側の機器の不備を即座に指摘したのが高専卒の新人だったとか。試験優先の学部上がりより大学院での「際限のない実験」にはめっぽう強いのもわかる気がする。


寄宿制度があり、40人編成程度の学科で5年同じ釜の飯を食う。決められたコースのない演習中心の学舎では、チームで際限のない実験が続く。開発型の人材育成の母体となる教育環境がある。高等学校普通科で同じ時間を費やした人間とは一味違うのだろう。


 旧来の老舗企業のほか、サントリーグループやデジタルマーケティングの新興企業からも猛烈なアプローチがあると聞く。

×

非ログインユーザーとして返信する