日本がダメだからと言って イオングループ総帥
デジタルエコノミーに既存の産業が飲み込まれ、廃業に追い込まれる。大型小売業も「恐竜」にたとえられて、絶滅するとか。自動車産業ですら危ぶまれている。
イオングループの総帥岡田氏は、日本にイノベーションの土壌は無く、デジタル技術の開発拠点を中国に設置し、完成形を日本に移植するとの方針だ。日本は保守的で、変化に抗う土壌があると。
全米でモールやスーパーなど郊外型大規模店舗が席巻した1980年代。その後イオンはそれを日本に導入し、岡田屋商店はイオングループとなった。ならば、デジタルエコノミーも日本で戦うべきだろう。
デジタルイノベーションだけ、なぜ日本では無理なのか?会社が大きくなり、守りの壁しかないからだ。苦しい胸の内だろう。岡田氏ですら自ら築いた城を改修できない。教育や産業構造や雇用や慣習に、大きな桎梏がある日本の現状を突き崩すべきで、逃げてはならないのでは?
杭州や深圳 シリコンバレーの再現は日本で無理なのか? ではなぜ?無理なのか?