AIに仕事を奪われないために すべきこと
日本は世界で最もAIによる代替可能性が高いとか。勤勉さが仇となっているのだろうか?
しかし、アメリカのラスベガスのように、「ロボット導入反対」と労働組合を先頭にストライキを叫ぶ必要はあるまい。人間の場所は必ず生まれる。
ただ、課題を母国語で「読み解き」「共感する」コミュニケーション能力を持っていればの話だ。さらに数字に対する感性も必要だろう。数と量をイメージできるかが大切だ。この基本をおろそかにして、いくら学んでも将来は暗い。
小学校や中学校の教科書を、一度ゼロから見直してはどうか?ページ数だけが増えている。従って、先生も授業時間を確保する。量を消化することのが目的となる。なのに読解力は確実に下がっている。なぜか?無駄が多いのでは?
経団連の会長が、日本の教育と就職を一度ゼロから考え直す時だと指摘した。20世紀後半の高度成長期の残像が残る社会慣習と制度が、令和の時代の障害となっているからだ。
このままでは、イノベーションは生まれず、人口が減少し、国力が縮み続けるとの危機感からだ。
国語の文法が最低のページ数に減り、課題図書を読んでみなで議論したら、それを発表する授業が大半を占めればどうだろう。同時に科学の評論を読み、皆で夢を語ればどうなるか?要約して書記を務めるのも大切な仕事だ。キーマンとなる。夢想だけでなくロジックのある仮説となる。
どのようなロボットが生まれても、共感をデザインし組織できる人間には勝てない。