scholarの志 ロボット プログラミング 科学教育 

公教育と明確に違った体験型学習(Active learning)を実現するのが私の願いです。未来の創り手となる子ども達に何を準備しなくてはならないのか。児童期の多様性を尊重し、Scientific literacy(科学の論理展開力)の育成を目指します。岡山理科学館に協賛し、地域から世界に飛躍する人材を育てます。

料理と科学教育 似てると思う

 30代の私は、日本中を飛び回っていた。欧米にも出張が多かった。ミラノのリナーテ空港のほうが、郷里の駅より親しみを感じていた頃でもあった。出張先の食べ物と美術だけは、寸暇を惜しんで堪能していた。地中海沿岸と瀬戸内は、なにか共通するものがあるかのようだった。
 ある時、大阪から横浜の自宅に帰る新幹線で、「ビックコミックオリジナル」を読んでいたら、ページの下欄外に「料理メモ」が一行あった。ペペロンチーノの作り方だ。まだ日本では、原宿でもパスタにタバスコをかけるころだった。早速週末作ってみた。一行レシピだ。最悪だった。パスタをゆでて、炒める感じで作ったら「別の物」になってしまった。その時から私のパスタ料理が始まった。
 イタリアに出張するたびに、パスタを吟味した。風味・味・ゆで加減・ボリュームなどなど。結論は、南欧の「ソーメン」だと。ソースにからめる。シンプルに、素早く。オリーブオイルは中温で煮出す感じ。エキスはゆっくり絞り出す。とりわけゆで汁の扱いは重要。味の濃度との相関だ。それから20年以上作り続けて今日がある。
 昨日、お歳暮を準備するため酒屋に立ち寄った。横に洒落た感じのパスタショップがあり、多くの女性客で賑わっていた。時間がないので、そこで食べることにした。驚きの味だった。私の経験では、名古屋の「スパゲッティー」とアトランタ(米国)の「パスタ」は記憶に残るまずい記憶だ。ほぼ互角の味だった。厨房は若い女性たちだけだった。客も若い女性連ればかり。値段は高かった。
 ここにいる女性達の、将来の子どもは「この味」で育つのかと思うと悲しい気持ちになってしまった。この地で育つ子供たちに国際標準の教育環境をと願うものとして、自らも省み、情報を広く取捨選択し、仮説検証を怠らず、自らのパスタ修行にも増して教務の水準を高めなくてはと感じたしだいだ。しかし、厳しい味だった。「岡山のお母さんたち頑張ってください。」
 イタリアから学ぶことは、田舎に行ってもレストランが綺麗で、食事の味が落ちない。田舎が誇りを持ち、地方の大学や企業から世界に直接飛躍していることだ。
#ロボット教室プログラミング教室

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