ロボット プログラミング 科学教育 岡山市

21世紀に生きる子供たちに伝えておくべきことは

公教育と明確に違った体験型学習(Active learning)を実現するのが私の願いです。未来の創り手となる子ども達に何を準備しなくてはならないのか。児童期の多様性を尊重し、Scientific literacy(科学の論理展開力)の育成を目指します。

「がっかり」発言に見えるオリンピックの本質

池江璃花子さんと言えば、日本水泳界の顔だ。国民に浸透した幼いころからの姿が思い浮かぶ。いまや世界と対峙し成長著しいアスリートである。突然の報道に、日本中が絶句し当惑した。私も病院の待合室で、テレビを見た瞬間棒立ちとなった。周囲から嘆息が漏れ、ざわついていた。国民各層の反応は同様に、当惑し彼女の体を気遣ったはずだ。


ところがである。当の国のオリンピック担当大臣は、異次元で当惑していた。「金メダルの期待が、・・・がっかりだ。」「これで盛り下がるのを心配している。」これは、彼が特異なのではなく、オリンピック競技運営委員会の本質がそこにあるからだ。


東京五輪も、「アスリートファースト」などそっちのけで、酷暑のさなかの開催だ。全米キー局の閑散期対策、巨額の放映権を支払うスポンサーへの配慮だ。非常識な早朝からのスタートもしかり。全米時間を意識したものだ。平昌冬季五輪の時の、極限の吹雪の中の命がけの屋外競技も放映時間の関係だ。選手は命を懸け、脱落者が多く出た。もはや競技とはいえない惨状だ。


世界の王侯貴族が支配するIOC。うごめく巨額の利権。金が金を呼ぶ。その末端で御用聞きをする担当大臣は、素直な感情を吐露した。きわめて正直な人物ではある。
世の中往々にして、本心を語れないものなのである。真実は常に隠されているのだ。マスコミも例外ではない。

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