ロボット プログラミング 科学教育 岡山市

21世紀に生きる子供たちに伝えておくべきことは

公教育と明確に違った体験型学習(Active learning)を実現するのが私の願いです。未来の創り手となる子ども達に何を準備しなくてはならないのか。児童期の多様性を尊重し、Scientific literacy(科学の論理展開力)の育成を目指します。

「見える学力」従来型と「見えない学力」21世紀型

当塾の指導理念は、終始この問題と対峙してきた。
座学講義(従来型)に対して 体験演習(21世紀型)
暗記中心(従来型)に対して 仮説志向(21世紀型)
直ぐ聞く(従来型)に対して 気づき重視(21世紀型)


算数も国語も類推が可能になるまで、作戦を立て仮説検証を繰り返す習慣化が重要。これによってイメージや感覚が向上する。
論理的「忖度」は大切だ。ただし「自力で調べて検証すること」も忘れてはならない。
従来型の優等生は「忖度」した場合、それが及ぼす因果を自力検証する能力を持ち得ていない。大蔵官僚の逸話は、「暗記力」「検索能力」の評価が大半を占める。分厚い報告書を見て、一瞬で誤謬を指摘できたたぐいの逸話だ。それが優秀な証だった。これからは人工知能がそれに代わる。AIの得意分野だ。


今後入試制度改革で、「21世紀型能力」の評価を重視することが、国家国民の幸せにつながると信じる。偏差値の客観性や公平性や精度にこだわらず、試験立案者も考えてもらいたい。科目間の偏差や平準化より大切なことがある。国内で高偏差値でも、国際化の中でガラパゴス化した組織人になったら本人も国家も報われない。世界では多様性を確保した企業や組織がイノベーションを主導している。


定期テストの点数は良いのに勉強が嫌いな中・高生が増えている。従来型の枠の中で苦しむ子供は、20世紀で打ち止めにしたい。生物で記憶中心の穴埋め問題を出すだけの出題者は、日本に大きな禍根を残していると気づいてほしい。「なぜ」と問いかけないと子供は成長しないからだ。生物も嫌いになる。

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