偏差値って なに?
昔々、高校の先生がどこの大学を受験するのが適当かと悩む生徒のために開発したそうな。それは便利なものだった。それを予備校が商売ネタとして模擬試験とパックで営業した。どんどん精緻になった。入試センターもコストを意識して、マークセンスを導入。私大は受験が収益源なので、どんどん合理化して収益性を上げた。結果、関係ない学部と関係ない大学の偏差比較が可能になった。日本の将来の人材育成に、百害あって一利なし。
もういい加減い卒業したらどうだろうか?国家の責任によって。
戦前、海軍経理学校と旧制一高は比較しようがなかった。前者は岡山県で毎年1~2人。後者はもう少し多かったそうな。東京芸大日本美術科と東京大学文科3類を比較して意味があるだろうか。双方誇り高ければ良しではないか。
後進国の受験システムから脱皮するのはいつのことやら。