ロボット プログラミング 科学教育 岡山市

21世紀に生きる子供たちに伝えておくべきことは

公教育と明確に違った体験型学習(Active learning)を実現するのが私の願いです。未来の創り手となる子ども達に何を準備しなくてはならないのか。児童期の多様性を尊重し、Scientific literacy(科学の論理展開力)の育成を目指します。

学びの多様化 全寮制高等専門学校

日本三名山の白山の麓に、全寮制の高専ができた。1~2年は全寮制で、3年次は全員ニュージーランドへの留学が決められている。
理数科目は、全て英語で進められる。世界に通用する人材の育成が目標だ。
しかし、初年度は定員を割ったそうだ。認知度の不足が主要因とか。
欧米の同様の学校は、芸術やスポーツ教育にも力を入れており、寮生のメンタル管理のノウハウにも優れている。英国のイートン校をモデルとした海陽学園にも当塾から進学した生徒がいる。
難関中学に進学する生徒も依然多い中、このような進路も今後は重要となる。全国に新設や改編した同様の学校ができることを期待してやまない。人生100年時代、学びも仕事も家族も社会も国際関係も多様化する。

最後は瀬戸内海に帰りたい

子どものころ、夏は北木島だった。楠キャンプ場。浜と松の美しい景観だった。足の届かない所へ出ると、下には海藻の林があった。海藻は魚の産卵や稚魚の成育場であり、二酸化炭素の消費地でもある。「ブルーカーボン」と呼ぶらしい。
私たちの身の回りでは、冬はより寒く夏はより暑くなる。どんどん落差が拡大する。一方、北極海の海は暖かくなり、氷が解け深海への還流が出来なくなっている。酸素をふくんだ豊かな海水は、深海へと循環できなくなる。深海が豊かさを失い、死の海となる。
地球温暖化は、確実に進行している。
いつか、現役を退いたら船舶免許を取って、思い出の浜に海藻を移植する作業をしたい。車エビや夜光虫をもう一度見て死にたいものだ。最後に、地球と故郷と日本に恩返しをしたい。