ロボット プログラミング 科学教育 岡山市

21世紀に生きる子供たちに伝えておくべきことは

公教育と明確に違った体験型学習(Active learning)を実現するのが私の願いです。未来の創り手となる子ども達に何を準備しなくてはならないのか。児童期の多様性を尊重し、Scientific literacy(科学の論理展開力)の育成を目指します。

危機に瀕するお家芸 ロボット研究でも陥落

東京大学が1位を確保していたロボット研究論文で、2012年~16年集計で8位に転落した。中国と米国と仏の大学が上位独占となっている。国別では、米国・中国圧勝に続き、ドイツが猛追。日本は4位に。英国がひたひたと追い上げる。


枠組みを変えて、再編成しないと国際競争に勝てない。国立大学も法人統合して再編を企画している。文科省も後押ししている。しかし、「規模の経済」のみでは合理化さえできまい。


文理を再編し、取得カリキュラムの編成軸を国際化する。同時に得意分野に特化したり、学際的なジャンルに積極的に取り組むなど大胆な改編が必要だ。先生が変われば、受験も変わり、自ずと学生も変わる。

救える命だった 高槻市教育委員会に大阪府警は?

あいさつ当番の女児が、倒壊したブロック塀に押しつぶされて亡くなった。傷ましい死だ。事故後、マスコミ報道で市教委は「過去に市民からの苦情も指摘も受けていない」と答えていた。この時の違和感を忘れない。そもそも安全や品質の疑念に対して、「苦情がなかった」などが返答になるのか?民間企業だったら瞬殺だ。倒産である。


事実が明るみに出てきた。2年4カ月前に校長が、外部の指摘を受け、定期点検だけでは不安だとして安全調査を市教委に依頼していた事実が発覚した。市教委は点検後安全と判断した。現場の教員はいたたまれないだろう。
建築基準法によれば、外形寸法と構造自体がアウトだ。内部の構造以前に目視点検でアウトだ。事故後の発表の奇異な印象や警察の捜査が入っての重大事象の露見など、亡くなった女児の親の心情は察するにあまりある。警察による「安全判断」の経緯の解明が待たれる。


しかし、またしても司直の介入しかないのかと情けなくなる。警察は最後の最後であってほしい。