なぜ合併した伊勢丹・三越
千葉や多摩センターの三越が閉店する。同時に大西社長が任期途中で更迭される。労組が不満を持ち、三越出身の会長が引導を渡したとか。
伊勢丹新宿店は業界の花。三越日本橋や日本橋高島屋の次世代型だ。その新宿店の忘れ去られた別館を再生させた。新宿メンズ館。卓越したマーケティング力だった。
マンハッタンのグッドマンなどと並ぶ品質だった。その大西社長が更迭。
そもそも、千葉や多摩センターに三越を作った不見識。三越の瑕疵は問われないのか?「そごう」並みの展開を安易に進めた。その経営責任は不問なのだろうか?
常に安全な位置にいる人間。それに対し、常にリスクを取りにかかる先陣型人間。前者は、労働組合や後方部門。後者は企画・マーケティング・開発部門だ。伊勢丹は、三越の尻拭いで、生え抜きを更迭させるのか。なぜ合併したのか?水と油なのに。