科学技術と地方創生 岡山理科大やるじゃない
岡山理科大学と新見市とワイン製造販売企業が、連携して「ワイン発酵科学センター」や「ブドウ栽培実験場」を運営するとのこと。
多くのワイン醸造家を輩出すると思うと、我がことのように喜ばしい。
瀬戸内は、日本の地中海。すばらしいアイデアだと思う。
南欧の事業主は、自身のワイナリーを持つと一流との評価が伴うとか。文化でもある。
先日、岡山大学光合成研究部門が、光合成による水の分解のメカニズムを解明したとのニュースを見た。このメカニズムを応用して、水素を大量に安く作り出す可能性があると解説されていた。できれば、水素エネルギー社会が実現し、夢の再生可能社会となる。文明をリードすること間違いなしだ。
科学と技術が、地方を創生する。同時に郷土愛が根付く。さらに、若者が郷土を誇りに思い定住する。地方から直接世界へ働き掛ける。日本近代が忘れてきた「落とし物」だ。
東京一極を捨て、失ったものを取り返せるかもしれない。