国立一期に雪が降る
私の時代は、1期校2期校の時代だった。センター試験は準備中だった。
3月3~5日 試験日は常に雪だった。
永い長文読解・論述もお約束だった。いつからマークシートなど使い出したのか。
東京の私学の収益対策だったと記憶する。
東北の友人は、深い雪をかき分けて試験会場へと向かう。秋田も山形も。会津の雪も深かったそうだ。
「椿、寒を経て芳し」
いつの世も、青年に向けた送り言葉だと思う。
この環境下、人生の節目を過ごすことは、今後生き抜く者には重要な経験だ。
強く、しなやかであれ。そう願う一人である。