全教科で国語力と情報処理能力が問われる 新大学入試
大学入学共通テストの試行調査最終回が終了した。資料を読み解き記述する形式に変わる。と言うか、戻る。昔の国立一期校のような試験に戻るのだ。
全科目、課題文を精読し、資料を読み込みながら、知識に頼らず考える問題に傾斜する。やっと日本もタコツボ暗記試験から解放されるのか?
しかし、速読ではなく客観的な事実と論旨を分けて理解する「読解力」が問われる。同時に簡潔に論旨を作文する「記述力」も問われる。永く日本の教育界が逃げてきた、本質的な能力が問われだす。
一日も早く、日本も辞書やスマホが持ち込み可能な試験になってほしいものだ。暗記ならAIがいれば十分だ。人間にしかできないことを学ぶべきだ。