高等教育の無償化に異議あり まず大学はつぶすべき
幼児教育の無償化は論を待たない。が、高等教育、特に大学は別だ。
全国に定員を充足できない、内容の伴わない大学がやまのようにある。ドイツと比べても、主要大学の研究水準は互角だが、地方や末端大学となると比較にならない。
いたずらに国費を使って、有為な若者の時間を無駄に消費するなど国家の損失だ。
まずは、淘汰だ。
工業高等学校や高専を充実させて無償化するとか、実学的な専門学校(情報・農業・福祉・海洋)を無償化するとか、全寮制にするとか先にやることは沢山あるはず。
コンセプトの希薄な、特に文系の大学は、4年がもったいない。80年代「レジャーランド」と揶揄された。私塾の緊張感さえない所が多い。
文部科学省の支配下が減るのは、役人的には避けたいところだろうが、半分以上は廃校にすべきと考える。国際競争に耐えれない。